dアカウントとdポイントの違いについて
まずは、dアカウントとdポイントの違いを理解しましょう。これらを整理したうえでこれからのお話を進めると、より理解度が増すかと思いますのでご紹介させていただきます。
案外この違いをわからない方もいると思いますし、改めて整理して手続きを進めると理解しやすいと思います。その他の手続きをする際においても重要なポイントになります。
dアカウント
ドコモが提供するサービス全般で使用するID。元々は、ドコモユーザーがWEBサイトで利用内容の確認や契約変更を行う際のログインアカウントであったが、今はドコモの契約の有無に関係なく、dアカウントは誰でも無料で所有することができるようになっている。
スマートフォン、タブレット、パソコンなどでdアカウント対応のサービスやdポイントを利用するときに必要なお客さまIDです。 ※ドコモ公式サイトより引用
dポイント
dアカウントを所有者に付与するポイント。ドコモユーザーの利用状況に応じて貯まるポイントだったが、現在まで変貌を遂げ、今では誰もが知るポイントのひとつとなり、dアカウント同様に、ドコモの契約に関係なく、誰でもポイントを貯めることができる。また、様々なWEBサイトやリアル店舗などでポイント利用やとポイント交換ができるようになっている。
ドコモのケータイ電話をご購入いただく際やケータイの利用料金はもちろん、ファーストフードやコンビニなど街のお店でもご利用いただけるポイント、それがdポイント!
※ドコモ公式サイトより引用
大きく分類するとdポイントは4種類で構成される
・dポイントカード(pontaカードのようなコラボカードを含む)
・dカード(クレジットカード)一体型
・dカードプリペイド(プリペイドカード)一体型
・オンライン発行dポイントカード番号(デジタルポイント)
最近は、デジタル上で管理された楽天ポイントやAmazonポイントのようなイメージが強くなりましたが、元々はTポイントカードのようにカード形式でポイントを貯めるものでした。私は長期ドコモユーザーですが、実際のカードを作ったことはなく
dポイントクラブ会員統合とは
ドコモのケータイ回線を複数ご利用の場合、dポイントはそれぞれの回線ごとにご利用いただいております。dポイントクラブ会員統合を行うことで、dポイントを一つにまとめることができます。 ※ドコモ公式サイトより引用
メリットは以下2つです。
✓ dポイントクラブの会員情報が一つになるので会員ランクが上がりやすくなる
デメリットはありません。あえて、挙げるとするならば、自分以外の誰かに統合する場合に自分のポイントを吸収されてしまうことでしょうか。ですから、自分が契約者で合算するだけであればデメリットは見当たりません。
ポイントを統合する前にポイント共有グループをご存じでない方は、まずはこちらも検討してみてください。ポイント共有グループに関する詳細はドコモが運営している「ドコモでおトク!家計相談」いうサイトで詳しく解説されていますのでご確認ください。
dポイントを統合する際の注意点
家族間でのポイント移行を検討されている方は、dポイントクラブ会員統合のサイトに記載されている注意事項を熟読されることを推奨します。以下に特にポイントなる点を抜粋しましたが、詳細はこちらのdポイント利用者登録のサイトで確認してください。
dポイントクラブ
✓ 統合される側の携帯電話回線が所属していたポイント共有グループは自動的に脱退となり、統合する側の携帯電話回線が所属しているポイント共有グループに所属することになる。
✓ 統合される側の携帯電話回線にご登録されていたdポイントカードは、統合手続きの際に自動的に登録が削除される。
(オンライン発行dポイントカード番号も同様なのでアプリでの再登録が必要)
✓統合される側の携帯電話回線のオンライン発行dポイントカード番号の利用者情報登録が未登録の場合は、未登録カードに貯めていたポイントは消滅してしまうため、統合手続きの前に必ず利用者情報登録を行なってください。
dポイントカード番号へ利用者登録状況を確認したい方は、こちらのdポイント利用者登録のサイトで確認できます。
クーポン・キャンペーン
✓ 各種キャンペーンに応募した携帯電話回線が統合手続きにより統合される側となった場合、統合される側となった携帯電話回線から応募エントリー状態および獲得したクーポンは無効となる場合がある。つまり、統合される側は、当事者ではなくなるので注意が必要です。
加盟店・協賛店のポイントとの交換
✓ 統合前に統合される側が加盟店や協賛店のポイントにdポイントを交換していた場合、統合手続き以降は使用できなくなる場合がある。
マイナポイント
✓ マイナポイントを申込みしている時、統合される側の申込情報は統合する側には引継がれず無効となる。
✓ 統合手続き時点で、統合される側に付与済みのマイナポイント(dポイント)は統合する側に引継がる。そのため、引き継がれてから、もしくは、ポイントを使ってから統合することも検討。
dポイント統合手続き受付・方法
dポイントクラブ会員統合の受付先
実店舗(ドコモショップ)または、WEB手続きのいずれかです。
ご返信ありがとうございます。
ログインできたのですね😊dアカウントを複数所持していると管理も大変だと思います。dポイントクラブの会員統合は「ドコモ インフォメーションセンター」でも電話対応が可能でございます。来店が難しい場合はご一考くださいませ💁🏻♀️【 https://t.co/XpBe2HvwJq 】— ドコモ公式サポート (@docomo_cs) August 23, 2021
こちらは、過去にドコモの公式Twitterアカウントがツイートした内容ですが、電話での対応はあまり期待されないほうが良いかと思います。最近のドコモコールセンターは(ドコモショップにも言えるのですが)、こちら側が解決したい情報を汲む部分が欠けていますし、客側の方が知識あるというケースがあるほど質が悪くなっています。
以前は、相談~手続きまでを電話一本で完結できた手続きも、今では「WEBでやってください。」「担当に変わります。」というように、たらい回しされますので結果的に非常に時間がかかるなどストレスフルになることが必須なのでおすすめはできません。
WEB手続きで簡素化できるようになったということに加え、電話手続きによるトラブルも増えていることから、電話手続きを極力させないという背景があるようです。
とても簡単なので、WEB手続きで是非ともやってみてください。
統合する側が離れた環境の場合は、セキュリティコードを教えてもらう必要があります。
dポイントクラブ会員統合の手続き方法
統合する側=A、統合される側=Bとします。
【2】統合する側のdアカウント(A)でログインします。
【3】統合される側(B)の携帯電話を入力
【4】統合される側(B)にSMSでセキュリティコードが届く
【5】(A)でログインしたdポイントクラブ会員統合サイトで(B)に届いたセキュリティコードを入力
手続きは以上です。
私はこの言葉の意味が理解できず、チャットで問い合わせしました…。日本語ムズカシイ。
dポイントの統合ができないケース(home 5Gなど)
前述したように、ポイントの統合はSMSを受信できるもの同士でしかWEB手続きはできません。ここからは、私が実際起きたケースを例に「ポイント統合ができないケース」を解説してきます。
ポイント統合ができない事例(home 5G)
先日、実家に設置するために、docomo home 5Gを契約(契約者は私)したのですが、dポイントがdアカウントに紐づいていることを知り、携帯電話にdポイントを寄せたいので、統合しようとdポイントクラブ会員統合でWEB手続きをしようと思っていました。
dポイントクラブ会員統合サイトで手続きをする際、docomo home 5Gの携帯電話番号を入れて「セキュリティコードを送信しました」というメッセージを見てからあることに気づきました。
(home 5Gの電話番号入れたけど…あれ?どこにSMS届くんだ?)
そうなのです。home 5GにはSMS機能がないからWEB手続きができないのです。ということで、151へ電話をして確認をしたのですが、「WEB手続きではできない」というケースでした。「手続きはドコモショップへ」という案内をされたのですが、何とか事情を説明し、電話で手続きをしてもらいました。
近頃は電話対応の品質が落ちたというか、電話手続きをしない方向に話を持っていこうとするから困ります…。
私は20年以上に渡りってドコモ一筋に長期契約継続していますが、dポイントの利便性が高くなった分、色々と契約周りが複雑になってきました。昔はコールセンターに電話したら満足以上のクレバーな回答が返ってきましたが、最近はちょっと色々思うことがあります。きっと、同じような悩みを抱える方もいらっしゃると思いますが、少しでもこの記事がお役に立てたら幸いです。